【西宮市】第3話 中学受験で子どもの可能性を伸ばす親の声掛け|子どもは未来を信じた分だけ伸びていきます
ときわの塾 塾長の学び漫画
中学受験 保護者の悩み相談室
~土台づくりで未来を変える教育コラム~
第3話
子どもの可能性を伸ばす
親の声掛け
~子どもは未来を信じた分だけ伸びていきます~

前回は、
「宿題を増やしても成績が伸びない理由」
についてお話ししました。
今回は、
私が長年子どもたちを指導する中で強く感じている、
保護者様の言葉と未来の見せ方
についてお話しします。
「先生、算数苦手やねん。」
教室で、
子どもたちと話していると、
こんな会話になることがあります。
「先生、算数苦手やねん。」
そこで私は聞きます。
「算数のどこが苦手なん?」
すると、
驚くほど多くの子がこう答えます。
「お母さんが言ってたから。」
もちろん、
保護者様に悪気はありません。
何気なく言った一言です。
しかし、
子どもはその言葉を、
「自分は算数が苦手なんだ。」
という事実として受け止めてしまうことがあります。
子どもは、
私たち大人が思っている以上に、
保護者様の言葉を信じています。
不安は言葉より先に伝わります
中学受験では、
保護者様も不安になります。
「このままで大丈夫かな。」
「偏差値が足りない。」
「合格できるのかな。」
その気持ちは当然です。
ですが、
子どもは言葉だけでなく、
保護者様の表情や雰囲気からも、
その不安を感じ取っています。
すると、
「お母さんが不安そうだから。」
「やっぱり無理なんだ。」
と無意識に思い始めることがあります。
毎年、最後に大きく伸びる子がいます
一方で、
毎年のように、
11月頃から急激に伸びる子がいます。
それまでの模試では、
D判定。
E判定。
決して順調とは言えません。
それでも、
その子たちは私にこんな話をします。
「先生、中学校入ったらクラブ入るねん。」
「文化祭楽しみ!」
「制服着るの楽しみやねん!」
この子たちが話しているのは、
受験ではありません。
合格した後の未来です。
保護者様にも共通点があります
そのようなお子さまのご家庭では、
「落ちたらどうするの。」
ではなく、
「中学校に入ったら何部に入る?」
「制服楽しみやね。」
「文化祭もあるね。」
そんな未来の話をされています。
もちろん、
まだ合格は決まっていません。
それでも、
子どもは、
「お父さん、お母さんは自分を信じてくれている。」
そう感じています。
だから、
「頑張ろう。」
という気持ちが自然と育っていきます。
人は不安ではなく希望で行動します
私は会社員だった頃、
部下によくこう話していました。
「失敗したら俺が部長に怒られる。
それが上司の仕事や。
だからルールだけ守って、
失敗を恐れず挑戦しよう。」
塾でも同じです。
私は子どもたちによくこう言います。
**「判定が悪かったら全部先生のせいにしたらええ。
先生がお父さん、お母さんに謝るから。」**
もちろん、
本当に私だけの責任という意味ではありません。
でも、
そのくらいの覚悟で子どもたちと向き合っています。
子どもには、
判定を恐れて挑戦しなくなるより、
安心して努力を続けてほしいからです。
人は、
不安ではなく、
安心と希望があるから挑戦できます。
今日から一つだけ変えてみませんか
もし今日、
お子さまに声を掛けるなら、
「もっと勉強しなさい。」
ではなく、
こんな質問をしてみてください。
「中学校に入ったら何がしたい?」
「どんな部活に入りたい?」
「どんな友達を作りたい?」
未来を話し始めると、
子どもの表情は少しずつ変わっていきます。
最初は反応しません。中にはうるさいとかいう子もいます。
それでも、聞いてあげてください。表情が必ず変わってきます。
勉強は、
「やらされるもの」
ではなく、
「夢につながるもの」
へ変わっていきます。
最後に
私は長年子どもたちを見てきて思います。
子どもは、
大人が思っている以上に、
保護者様の言葉を信じています。
だからこそ、
苦手なことではなく、
未来を話してください。
不安ではなく、
希望を話してください。
子どもは、
信じてもらえた分だけ、
前へ進もうとします。
そして、
その一歩一歩が、
学力だけでなく、
自信という一生の財産になっていくと私は信じています。
次回予告
第4話
「中学受験で成績が伸びる家庭の共通点」
特別な教材や才能ではありません。
子どもが安心して挑戦できる家庭には、
ある共通点があります。
次回は、
今日から実践できる家庭での関わり方についてお話しします。
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