①開業10年を迎えて ~当塾が大切にしていること~
当塾が大切にしていること~
当塾は2026年10月3日で開業10年を迎えます。
開業を機に、3歳から中学生までを対象とする塾としてスタートしました。そのため、未就学児の頃から通い続け、中学受験や高校受験を迎える生徒も数多く見てきました。
低学年の頃は椅子に座ることすら難しかった子や、勉強習慣をつけることに苦労していた子が、努力を重ねて志望校へ進学していく姿もたくさん見てきました。
当塾は「再現性」と「実行力」にこだわる塾です
開業するまでは、「わかりやすく説明し、質問に答えること」が指導の中心でした。
また、結果が出ない子については、「理解力や記憶力、集中力が足りないから仕方がない」と考えていた部分もあったかもしれません。
当時は、勉強ができる子とは、理解力・記憶力・集中力に優れた子であり、それは運動や音楽と同じように、ある程度は生まれ持った才能によるものだと思っていました。
しかし、個人塾を始めてから、その考えは大きく変わりました。
理解力や記憶力、集中力の差というよりも、その前提となる「当たり前だと思っていたこと」を知らない、あるいはできていないだけのケースが非常に多いと感じるようになったのです。
点数につながる子とそうでない子の違い
長年指導してきて感じるのは、「再現性」を意識して学習している子はごくわずかだということです。
ここでいう再現性とは、
- 学んだことを次回も同じようにできること
- 学んだことを別の問題へ応用できること
を指します。
一方、多くの子は目の前の作業を終わらせることに意識が向いています。
具体的には、
- 説明を最後まで聞かない
- 場合によっては最初から聞いていない
- 教わった内容を振り返らず、すぐ問題に取りかかる
- 解き方のプロセスを真似しようとしない
- わからないことをそのまま放置する
- 自分の好きなことに向き合う時ほど真剣に取り組まない
といった姿がよく見られます。
いくら理解力や記憶力、集中力があったとしても、こうした行動が伴わなければ、安定して結果につなげることは難しいのだと思います。
行動を変えることに時間をかける
当塾がこだわっているのは、再現性と実行力です。
そのため、知識を教えるだけでなく、それらを身につけるための行動や学習習慣を整えることに多くの時間をかけています。
以前は短期間で点数を上げるためのテクニックを使うこともありました。しかし、そのような方法では本当の学力は身につきません。
一時的な成果は出ても、長く続く力にはなりにくいからです。
だからこそ、当塾は短期間で結果だけを求める指導ではなく、自分で学び続けられる力を育てる指導を大切にしています。
次回は、「 理解力・記憶力・集中力を語る前に見直したい学習行動 」について、具体例を挙げながらお話ししたいと思います。
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