【西宮市】「このままで大丈夫?」と悩む保護者の方へ|7年かけて変わった一人の生徒の話
ときわの塾(中学生補習・中学受験・そろばん)
ときわの塾 塾長の学び漫画
「このままで大丈夫でしょうか。」
保護者の方から、本当によくいただくご相談です。
勉強に集中できない。
問題文を読まない。
注意しても同じことを繰り返す。
周りの子と比べてしまい、不安になる。
そんなお気持ちを抱えながら、このブログをご覧になっている方もいらっしゃるかもしれません。
今日は、私が幼稚園から約10年間見続けてきた、一人の生徒のお話をしたいと思います。
幼稚園から見続けた一人の生徒
このブログを書いている現在で昨日、その子からLINEが届きました。
「先生、通知表です。」
送られてきた写真を見ると、
数学と理科以外はすべて5でした。
私はすぐに返信しました。
「ごめん。
主に見ているのは数学やから、そこだけは先生の責任やな(笑)。」
本人も笑っていたようです。
でも、本当はその通知表を見ながら、私は涙しました。
小学校では何度もぶつかりました
この子と出会ったのは幼稚園の頃です。
当時は、座って話を聞くことも簡単ではありませんでした。
小学校に入ってからも、決して順調ではありません。
問題文を最後まで読まずに解き始める。
話を最後まで聞けない。
分からなくなると考える前に止まってしまう。
私は何度も注意しました。
何度も叱りました。
特に小学校3年生、小学校4年生の頃は、何度もぶつかりました。
集中しようとしていないことを理由に塾にきて5分で帰らせたこともありました。
正直に言うと、
私は何度も、
「本当にこの子は変われるのだろうか。」
と思いました。
当時通塾していたうちの子どもたちからも、
「お父さん、あの子に叱りすぎじゃない?」
と心配されたこともあります。
それでも私は、
問題を読むこと。
人の話を最後まで聞くこと。
分からないことをごまかさないこと。
この三つだけは、伝え続けました。
7年かけて、やっとスタートラインに立ちました
すぐに結果は出ませんでした。
1年。
2年。
3年。
大きく変わることはありませんでした。
でも、少しずつ。
本当に少しずつ。
行動が変わり始めました。
問題を読むようになる。
話を聞けるようになる。
分からないことを隠さなくなる。
振り返ると、
やっとスタートラインに立てた。
そう思えたのは、幼稚園から約7年が過ぎた頃でした。
「先生、オンラインで続けたい」
中学1年生の終わり、京都へ引っ越すことになりました。
もう会えなくなるのかなと思っていたとき、その子が言ってくれました。
「先生、オンラインで続けたい。」
本当にうれしかったことを覚えています。
現在もオンラインで一緒に勉強している訳です。
最近では、質問の質が変わってきました。
以前なら、
「分かりません。」
だけだった子が、
今では、
「答えは分かるんですが、どうしてそうなるのかが分かりません。」
という質問をしてきます。
私は、この言葉を聞くたびに成長を感じます。
答えだけではなく、
理解したい。
考えたい。
そんな学び方へ変わっていったからです。
通知表より、うれしかったこと
昨日送られてきた通知表。
数学と理科以外はすべて5でした。
もちろん、うれしかったです。
でも、それ以上にうれしかったのは、
幼稚園の頃には想像もできなかった姿で、
自分から学び、
自分から考え、
自分から質問する子になっていたことでした。
だから私は通知表を見ながら涙しました。
5ばかりだったからではありません。
10年間、一緒に歩いてきた時間を思い出したからです。
今、「このままで大丈夫なのかな」と悩んでいる保護者の方へ
保護者の方から、
「このままで大丈夫でしょうか。」
というご相談をいただくことがあります。
私は、そのお気持ちがよく分かります。
実は、私自身も、
「本当にこの子は伸びるのだろうか。」
と悩んだことが何度もあったからです。
だからこそ、お伝えしたいことがあります。
子どもの成長には、それぞれの時間があります。
すぐに変わる子もいます。
ゆっくり変わる子もいます。
この子は、幼稚園から数えて約7年。
やっとスタートラインに立ちました。
そして今では、もう10年の付き合いになります。
だから私は、
今の姿だけで、その子の未来を決めつけてほしくありません。
子どもは、自分のタイミングで、大きく変わることがあります。
私は、その姿を10年間見続けてきました。
だから今日も、子どもたちを信じて指導を続けています。


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