中学受験コースを通塾回数自由にしている理由|必要な学習時間は一人ずつ違います

「通塾回数自由なら、毎日通わなければいけないのでしょうか」
「たくさん通う子ほど、受験に有利になるのでしょうか」
「習い事を続けながらでも利用できますか」
ときわの塾の中学受験コースでは、通塾回数を週何回と一律に決めず、「通塾回数自由」という形を採用しています。
これは、できるだけ長時間塾にいることや、毎日通うことを目的にした制度ではありません。
一度の説明で理解できる単元もあれば、前の内容まで戻って確認する必要がある単元もあります。
受験が近づき、学習時間を増やした方がよい時期もあれば、習い事や学校行事との調整が必要な時期もあります。
一人ひとりに必要な学習時間を、その時の状況に合わせて確保する。
それが、ときわの塾が中学受験コースを通塾回数自由にしている理由です。
対象となる保護者様
この記事は、次のような保護者様に向けて書いています。
- 中学受験コースの通塾回数について確認したい
- 週何回通えばよいのか分からない
- 習い事を続けながら中学受験を考えている
- 苦手単元を十分に復習できる塾を探している
- 授業についていけないまま先へ進むことを心配している
- 「通塾回数自由」と「通い放題」の違いを知りたい
中学受験コースは「通塾回数自由」です
ときわの塾の中学受験コースでは、全員の通塾回数を週2回、週3回というように一律には決めていません。
開講日・開講時間内で、お子さんの学習状況やご家庭の予定に応じて通塾回数を調整できます。
仕組みだけを見れば、一般に「通い放題」と呼ばれる形に近いかもしれません。
しかし、ときわの塾では、あえて「通い放題」という言葉を使わず、「通塾回数自由」としています。
「通い放題」という言葉からは、
- 多く通うほど得になる
- できるだけ長時間いた方がよい
- 毎日通わなければもったいない
という印象を受けることがあるからです。
ときわの塾が大切にしているのは、通った回数や教室にいた時間ではありません。
何を理解し、何を改善し、一人で何ができるようになったかです。
毎日通うことを求める制度ではありません
通塾回数自由だからといって、すべてのお子さんに毎日の通塾を求めるわけではありません。
一度の説明と練習で理解できた内容について、必要以上に同じ問題を繰り返す必要はありません。
反対に、
- 説明を聞いた直後はできるが、一人では解けない
- 前の単元が十分に身についていない
- 志望校の問題に必要な力が不足している
- 家庭学習だけでは手が止まる時間が長い
という場合には、通常より学習時間を確保した方がよいことがあります。
通塾回数を先に決めるのではなく、必要な学習内容を確認してから、どれくらいの時間が必要かを考えます。
必要な学習時間は一人ひとり違います
同じ学年で、同じ中学受験を目指していても、必要な学習時間は同じではありません。
例えば、あるお子さんは割合を一度説明すれば理解できても、別のお子さんは小数や分数まで戻って確認する必要があるかもしれません。
国語でも、
- 文章を正確に読む練習が必要な子
- 言葉の意味を増やす必要がある子
- 本文から根拠を探す練習が必要な子
- 内容は理解できるが、記述にまとめられない子
では、必要な学習が異なります。
全員に同じ回数と同じ時間を設定しても、一人ひとりに必要な学習が終わるとは限りません。
だからこそ、ときわの塾では、その時点のお子さんに必要な内容を見ながら通塾回数を調整できるようにしています。
回数ではなく、学習内容から考えます
「週に何回通えば合格できますか」
と聞かれることがあります。
しかし、通塾回数だけで合格を判断することはできません。
週に何度も通っていても、同じ間違いを繰り返し、分からないところをそのままにしていれば、必要な力は身につきません。
一方、限られた時間でも、
- 今できることを確認する
- できていない部分を見つける
- 必要な練習に絞る
- 間違えた原因を確認する
- 最後に一人で解けるか確かめる
という学習ができれば、次につながります。
ときわの塾では、「何回来たか」よりも、「何をできるようにするために来るのか」を大切にしています。
問題数を増やす前に、間違えた原因を確認します
中学受験では、十分な演習量が必要です。
知識を定着させたり、さまざまな問題に対応したりするためには、繰り返し練習する時間も欠かせません。
しかし、同じ原因で間違えている状態のまま問題数だけを増やしても、改善につながらないことがあります。
ときわの塾では、次の流れで学習を進めます。
観察する
↓
事実を整理する
↓
原因を考える
↓
必要な部分を練習する
↓
一人でもできるか確かめる
例えば、算数の文章題を間違えたときも、
「文章題をもっと解こう」
だけでは終わらせません。
問題文を最後まで読めていないのか。
条件を整理できていないのか。
数量の関係を図に表せないのか。
必要な計算方法が身についていないのか。
つまずいた場所によって、必要な練習は変わります。
苦手なときこそ、前に戻る時間が必要です
中学受験の勉強では、学習する単元が次々と増えていきます。
受験が近づくほど、
「先へ進まなければならない」
「難しい問題を解かなければならない」
と焦ることがあります。
しかし、土台となる内容が身についていないまま先へ進むと、同じところで何度も止まります。
例えば、速さの問題を解けない原因が、速さの公式を知らないこととは限りません。
割合を理解できていない。
単位をそろえられない。
問題文から数量の関係を読み取れない。
そのような場合は、現在取り組んでいる単元より前へ戻る必要があります。
通塾回数を一律に決めていると、予定された授業を進めるだけで時間が終わり、戻って確認する時間を十分に取れないことがあります。
必要なときに戻る時間を確保できることも、通塾回数自由にしている理由の一つです。
習い事を続けながら中学受験を考えられます
中学受験をするからといって、小学生の生活をすべて勉強だけにする必要があるとは考えていません。
スポーツ。
音楽。
そろばん。
家族と過ごす時間。
小学生の時期だからこそ経験できることもあります。
もちろん、受験を目指す以上、必要な学習時間は確保しなければなりません。
しかし、毎週同じ回数を必ず通う形ではなく、
- 習い事がある日は通塾時間を短くする
- 予定の少ない日に学習時間を確保する
- 苦手単元が見つかった時期は回数を増やす
- 学校行事などが重なる時期は調整する
- 受験が近づいたら必要に応じて学習量を増やす
というように考えられます。
習い事を何でも優先できるという意味ではありません。
お子さんが目指す学校と現在の学力を確認しながら、必要な学習量との両立を一緒に考えます。
家庭学習が不要になるわけではありません
通塾回数自由であっても、すべての学習を教室だけで終わらせるわけではありません。
家庭で取り組んだ方がよい内容もあります。
例えば、
- 漢字や言葉を覚える
- 計算練習を続ける
- その日に学習した内容を解き直す
- 音読する
- 暗記した内容を確認する
といった学習です。
塾では、お子さんが家庭で一人でも進められる内容と、先生と一緒に確認した方がよい内容を分けます。
通塾回数を増やすことだけで学習量を確保するのではなく、家庭学習と塾での学習を組み合わせます。
通塾回数自由だからこそ、受け入れ人数に限りがあります
通塾回数自由は、塾にとって簡単な仕組みではありません。
曜日や時間帯ごとに固定された人数だけを指導するのではなく、一人ひとりの通塾状況と学習内容を確認する必要があるからです。
さらに、ときわの塾では、質問に答えるだけではなく、
- どこで手が止まったのか
- なぜ間違えたのか
- 何を改善する必要があるのか
- 次にどの問題を練習するのか
- 教えたあと、一人でも解けるのか
まで確認します。
そのため、責任を持って見続けられる人数の中で運営しています。
通塾回数自由を維持するためにも、コース全体および教室全体の受け入れ人数には限りがあります。
通塾回数自由は、中学受験コースの仕組みです
ここでご説明している「通塾回数自由」は、中学受験コースを選択しているお子さんのための仕組みです。
ときわの塾のすべてのコースや、すべての通塾生が自由に回数を増やせるという意味ではありません。
また、実際に通塾できるのは、ときわの塾の開講日・開講時間内です。
コース内容や通塾方法については、ご入塾前にご説明します。
受験の先にも残る学び方を育てます
中学受験コースでは、志望校合格を目指します。
目標に向かって努力し、必要な学力を身につけることは大切です。
しかし、ときわの塾では、受験が終わったあとにも残る学び方を育てたいと考えています。
- 自分ができることを確認する
- できない部分を見つける
- 間違えた原因を考える
- 必要な練習を選ぶ
- 改善して、もう一度取り組む
- 最後は一人でできるか確かめる
この学び方は、中学校や高校へ進んだあとにも必要です。
通塾回数自由は、たくさん通うことを競うための制度ではありません。
一人ひとりに必要な学びを、必要な時期に積み重ねるための仕組みです。
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