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2026年7月4日

ときわの塾のスクールAI活用|答えを任せず、自分で学ぶ力を育てるために

ときわの塾先生のブログ

「AIを勉強に使うと、答えを聞いて写すだけになりませんか」

「自分で考えなくなるのではないでしょうか」

スクールAIの利用について、このような不安を感じる保護者様もいらっしゃると思います。

ときわの塾がスクールAIを導入する目的は、AIに勉強を任せることではありません。

分からない問題で手が止まったときに、すぐ答えを見るのではなく、考えるためのヒントを得る。

そのヒントを使って、もう一度自分で解く。

最後に、先生が一人でも解けるようになったかを確認する。

ときわの塾では、先生と子どもの間にAIを置くのではなく、**「AIもチームに入れる塾」**として活用します。

どのような目的でスクールAIを導入し、どのように使っていくのか。ときわの塾がご説明します。


対象となる保護者様

この記事は、主に次の保護者様へ向けたご案内です。

  • 中学受験コースに在籍しているお子さんの保護者様
  • 中学生コースに在籍しているお子さんの保護者様
  • 家庭学習で分からない問題に長時間止まっている
  • 最後は解答を見て写して終わることがある
  • AIに答えを任せる学習にならないか心配している
  • スクールAIを家庭で利用するか検討している

現段階では、スクールAIは在籍しているご家庭を対象に、順次ご案内します。


スクールAIを先行して提供します

ときわの塾では、学習を支える選択肢の一つとして「スクールAI」を導入します。

まずは、中学受験コースと中学生コースの塾生へ先行して提供します。

中学受験や中学生の学習では、限られた時間の中で、

  • 分からない問題に、どのように取り組むか
  • 自分の弱点を、どのように見つけるか
  • 今の自分に必要な学習を、どの順番で行うか

が大切になります。

授業中であれば、手が止まった様子を先生が確認できます。

しかし、家庭学習では先生が隣にいるわけではありません。

そこで、家庭で手が止まったときの補助として、スクールAIを活用します。

ただし、スクールAIの利用は必須ではありません。

授業中に、塾からお子さんへ利用を勧めることもありません。

ご家庭で利用するかどうかをご判断ください。


スクールAIとは

現在は、質問への回答、文章の整理、問題作成など、さまざまなことができるAIサービスがあります。

スクールAIは、教育現場での利用を想定したAIです。

ときわの塾では、主に次のような場面での活用を考えています。

  • 分からない問題を考えるためのヒントを得る
  • 理解できていない部分を確認する
  • 単元に合わせた練習問題に取り組む
  • 学習内容が身についているかを確かめる
  • 定期テスト前の復習内容を整理する

ただし、大切なのは、どのような機能があるかだけではありません。

その機能を、どのような順番で使うかです。


AIに答えを聞いて終わる学習にはしません

AIは、質問すれば答えを示してくれます。

しかし、

分からない問題がある

すぐに答えを聞く

表示された内容を写す

宿題を終わらせる

という使い方では、自分で解ける問題は増えません。

宿題を提出できても、次に同じ問題が出たときには解けないままです。

ときわの塾では、AIに正解を教えてもらうことを目的にしません。

分からない問題に出会ったら、まず、

  • どこまで自分で分かったのか
  • 何が分からないのか
  • どの段階で手が止まったのか
  • 次に何を考えればよいのか

を整理します。

そのうえで、必要なときに「答え」ではなく「考えるためのヒント」を求めます。


なぜ一般的なチャットAIではなく、スクールAIを使うのか

便利なAIサービスは、ほかにもあります。

それぞれに良いところがあります。

その中で、ときわの塾がスクールAIを選んだのは、小学生や中学生が学習に利用することを前提に、

  • 学習に使いやすい環境
  • 考えることにつながる使い方
  • 塾の指導と組み合わせた活用

を大切にしたかったからです。

ただスクールAIのログインIDを渡すだけでは、学びにつながる使い方は身につきません。

そのため、ときわの塾では、

  • いつ質問するのか
  • どのように質問するのか
  • ヒントをどこまで使うのか
  • ヒントを見たあとに何をするのか
  • 解けたあとに何を確認するのか

まで、利用のルールとして伝えていきます。


スクールAIを導入する理由は「止まっている時間」です

ときわの塾を開いてから10年、子どもたちを見てきました。

その中で、家庭学習における大きな課題の一つだと感じているのが、分からない問題で止まっている時間です。

家庭学習では、次のような流れになることがあります。

問題を見る

解き方が分からない

手が止まる

長い時間悩み続ける

最後は解答を見て写す

粘り強く考える時間は必要です。

しかし、何を考えればよいか分からないまま長時間止まっていても、学習が進まないことがあります。

一方で、すぐに解答を見る習慣がつくと、自分で考える時間がなくなります。

大切なのは、すぐ答えを見ることでも、何も分からないまま長時間止まり続けることでもありません。

必要なヒントを使って考え直し、最後は自分の力で解けるようにすることです。


ときわの塾で考えている学習の流れ

スクールAIを利用する場合は、次の流れを基本にします。

1.まず自分で考える

問題文を読み、分かっていることや求めるものを確認します。

最初からAIへ質問するのではなく、自分でできるところまで取り組みます。

2.どこで止まったかを確認する

「全部分からない」と考えるのではなく、

  • 問題の意味が分からない
  • 式の立て方が分からない
  • 使う公式を選べない
  • 途中まではできたが、その先へ進めない

など、止まった場所を確認します。

3.答えではなくヒントを得る

必要な場合は、すぐに答えを求めるのではなく、次に考えるためのヒントを使います。

4.ヒントを閉じて、自分で解く

ヒントを読んで分かったつもりになるのではなく、もう一度自分で問題を解きます。

5.先生が再現できるか確認する

塾では、

  • 同じ問題を一人で解けるか
  • 数字が変わっても解けるか
  • 少し形が変わっても考え方を使えるか
  • AIの助けがなくても解けるか

を確認します。

AIがヒントを出す

子どもが自分で解く

先生が再現できるか確認する

この三つを組み合わせて使います。


家庭学習で手が止まる子への活用

分からない問題に出会ったとき、すぐに答えを見るのではなく、

「どこまで分かったのか」

「何が分からないのか」

「次に何を考えればよいのか」

を整理するために使います。

スクールAIが問題を代わりに解くのではありません。

お子さんがもう一度考え始めるための補助として使います。


何を勉強すればよいか分からない子への活用

「家で何を勉強すればよいか分からない」

という場合にも、すぐに問題量を増やすのではなく、現在地を確認します。

  • 何ができているのか
  • どの単元でつまずいているのか
  • どのような間違いが多いのか
  • 何を優先して練習する必要があるのか

を整理し、必要な練習につなげます。

AIが学習内容をすべて決めるのではありません。

お子さんの答案や実際の学習行動を先生が確認し、必要な課題を判断します。


定期テスト前の活用

定期テスト前に必要なのは、ただ勉強時間を増やすことではありません。

限られた時間の中で、

  • どの教科を優先するのか
  • どの単元を復習するのか
  • 覚え直すことと、問題を解くことをどう分けるのか
  • 間違えた問題をどこまでやり直すのか

を考える必要があります。

スクールAIは、復習内容を整理したり、理解度を確かめる問題に取り組んだりするために活用します。

特に中学生の保護者様は、テスト前の使い方をご確認ください。


スクールAI質問ルールをお伝えします

スクールAIのログインIDは、対象となる塾生へ順次お渡しします。

利用開始時には、ときわの塾独自の「スクールAI質問ルール」もお伝えします。

基本となる考え方は、次のとおりです。

  • 最初からAIへ質問しない
  • まず自分で問題を読む
  • どこまで分かったかを整理する
  • 正解ではなく、考えるためのヒントを求める
  • ヒントを見たあと、自分で解き直す
  • 解けた理由を説明できるか確認する
  • 分かったつもりで終わらせない

実際に利用しながら、お子さんが使いやすく、学習につながる形へ調整していきます。


夏休み中は、使い方を覚える練習期間と考えています

新しいものを始めるときには、多少の混乱が生じます。

最初から全員が適切に質問できるとは限りません。

答えを求めてしまうことや、どのように質問すればよいか分からないこともあると思います。

そのため、夏休み中は本格的な成果を求める期間ではなく、学習につながる使い方を覚える練習期間と考えています。

実際の利用状況を確認しながら、

  • 質問の仕方
  • ヒントの量
  • 解き直しの方法
  • 塾で確認する内容

を整えていきます。


利用するかどうかは、ご家庭でご判断ください

スクールAIは、対象となるお子さん全員に利用を求めるものではありません。

授業中に、塾からお子さんへ利用を勧めることもしません。

ご家庭で内容をご確認いただき、利用するかどうかをご判断ください。

利用を希望される場合は、ログインIDと利用方法をご案内します。


スマートフォンやタブレットはご家庭でご用意ください

スクールAIの利用には、スマートフォンやタブレットなどの端末が必要です。

ご家庭で利用する場合は、使用する端末をご用意ください。

塾内で利用することも可能です。

ただし、端末を長時間使うこと自体が目的ではありません。

必要な場面でヒントを得たら、画面から離れ、自分のノートや問題集で考え直す使い方を基本にします。


利用するお子さんには、宿題の内容を調整します

スクールAIの利用を確認できたお子さんには、すでにできる内容を繰り返すだけではなく、少し悩む可能性のある課題も出していく予定です。

ただし、難しい問題を渡してAIに解かせるという意味ではありません。

  • 自分でどこまで考えたか
  • どの段階で止まったか
  • どのようなヒントを使ったか
  • 最後は一人で解けたか

を塾で確認します。

スクールAIが使えるから宿題を難しくするのではなく、止まったときの考え方まで含めて練習できる課題へ調整します。


そろばんとAI|道具が違っても、大切なことは同じです

昔から使われてきたそろばん。

これから利用する機会が増えるAI。

一見すると、まったく異なるものに見えます。

しかし、ときわの塾では、どちらにも共通する考え方があります。

道具を持つだけで、子どもが伸びるわけではありません。

大切なのは、その道具を何のために、どのように使うかです。

そろばんもAIも、お子さんに代わって考えるものではありません。

お子さん自身が考え、学ぶために使う道具です。


「AIもチームに入れる塾」として活用します

ときわの塾では、AIだけで指導を行うことは考えていません。

先生は、実際のお子さんの様子を見ます。

  • どこで手が止まったのか
  • どのような間違いをしたのか
  • ヒントをどのように使ったのか
  • 最後に一人で解けたのか
  • 別の問題でも同じ考え方を使えたのか

こうした部分は、これからも先生が確認します。

そのうえで、家庭学習中に先生が隣にいない時間を、スクールAIが補助します。

先生かAIかを選ぶのではありません。

先生、子ども、スクールAIが、それぞれの役割を持って学習を進める。

それが、ときわの塾の考える「AIもチームに入れる塾」です。


主役はAIではなく、子どもたちです

これから、子どもたちがAIを使う機会は増えていくと考えられます。

だからこそ必要なのは、AIから答えを受け取ることだけではありません。

  • 何が分からないかを整理する力
  • 必要な質問をする力
  • ヒントを使って考え直す力
  • 間違いを改善する力
  • 最後は自分で解く力

を育てることです。

ときわの塾では、先生がお子さんの学習行動を確認し、必要な改善を考えます。

その学習を補助する役割として、スクールAIを活用します。

AIが主役ではありません。

学びの主役は、子どもたちです。


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