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2026年7月1日

【西宮市】国語が苦手なのは才能ではありません|高得点の子が身につけている「最低限30の基礎」

桑津塾長先生のブログ

ときわの塾 塾長のブログ


「うちの子は国語が苦手なんです。」

15年以上、小学生・中学生を指導してきて、この言葉を何度も聞いてきました。

そのたびに私は思います。

本当に国語が苦手なのでしょうか。

もしかすると、

「何を見て、どう考えればよいのか」を知らないだけかもしれません。


国語が得意な子は、何を見て答えを出しているのでしょうか?

例えば、

「主人公の気持ちを書きなさい。」

という問題があります。

国語が得意な子は、無意識に、

「行動を見よう。」

「どんな言葉を話しているかな。」

「なぜ、その行動をしたのだろう。」

「前と後で気持ちは変わっていないかな。」

というように、答えへ近づくための情報を探しています。

本人に聞くと、

「なんとなく。」

「読めば分かる。」

と答えることもあります。

しかし、それは「なんとなく」ではありません。

長い時間をかけて身につけた考え方が、無意識になっているだけなのです。


国語が苦手な子は、「考える力」がないのでしょうか?

私はそうは思いません。

多くの子どもは、

「主人公の気持ちを書きましょう。」

と言われても、

「何を見れば答えが見つかるのか分からない。」

という状態です。

だから勘で答える。

間違える。

そして、

「国語は苦手。」

と思ってしまいます。

考える力がないのではありません。

考えるための基礎を、まだ学んでいないだけなのです。


「何を見ればいいのか」を一つずつ身につける

例えば、

「行動から気持ちを読み取る。」

ことが苦手なら、

その考え方だけを繰り返し練習します。

できるようになれば、

今度は、

「言葉から気持ちを読み取る。」

さらに、

「理由から気持ちを読み取る。」

というように、一つずつ積み重ねていきます。

最後には、それらを組み合わせながら長文問題を読めるようにしていきます。

つまり、

問題を解く練習ではなく、考え方を身につける練習です。


実は、国語には最低限30の基礎があります

ここまで読んでいただいて、

「何を見ればいいのか。」

が大切だということは伝わったかもしれません。

では、その基礎はどれくらいあるのでしょうか。

私はこれまでの指導を整理し、一つひとつ言語化してみました。

すると、国語で高得点を目指すためには、最低限30の基礎が必要であることが見えてきました。

それが、次の30項目です。

  • 行動を見る
  • 言葉(会話・独り言)を見る
  • 理由・原因を見る
  • 心情の変化を見る
  • 気持ちの理由を考える
  • 指示語を確認する
  • 接続語を確認する
  • 要約する
  • 筆者が伝えたいことを考える
  • 題名を考える
  • 登場人物の関係を整理する
  • 場面を整理する
  • 時系列を整理する
  • 比較する
  • 言い換える
  • 語彙の意味を理解する
  • 本文から根拠を探す
  • 事実と意見を区別する
  • 推論する
  • 人物像を考える
  • 情景描写から読み取る
  • 表現技法を理解する
  • 説明文の構造を理解する
  • 説明文の要点を整理する
  • 情報を整理する
  • 条件を整理する
  • 論理的に考える
  • 自分の考えを書く
  • 複数の考え方を組み合わせて読む
  • 総合的に読み取り、答えを導く

もちろん、一つの問題ですべてを使うわけではありません。

しかし、中学受験や高校受験で高得点を取る子は、その問題に応じて必要な基礎を選び、自然に組み合わせながら答えを導いています。

私は、この30の基礎を整理したとき、改めて思いました。

国語は才能ではありません。

最低限の基礎を理解し、繰り返し使えるようになった子が、高得点を取れるようになっているのです。


2026年7月16日、「言葉で考える力【基礎30】」が完成します

この30の基礎を、一つずつ身につけられるようにするため、ときわの塾ではオリジナル教材を開発してきました。

完成日は、2026年7月16日です。

教材の目的は、一問だけ正解することではありません。

できる子が無意識に使っている30の基礎を、一つずつ理解し、繰り返し練習し、自分の力として使えるようになることです。

私は、この教材によって、

「国語はセンスだから仕方ない。」

と思っていた子どもたちに、

「考え方は身につけられる。」

という希望を届けたいと思っています。


最後に

私は、国語は「才能の教科」ではなく、

「基礎を積み重ねる教科」

だと考えています。

どんなに難しい入試問題でも、

最後は基礎の組み合わせです。

だから私は、難しい問題から始めるのではなく、

最低限30の基礎を、一つずつ確実に身につけることを大切にしています。

「分からない。」

が、

「分かった。」

に変わる。

そして、

「できた!」

へ変わる。

その積み重ねが、子どもたちの未来を変えると信じています。

その想いを形にした教材が、

「言葉で考える力【基礎30】」です。

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