ときわの塾 塾長の特別講座 第2話
「なるほど!」って思えた?
~覚えるより先に大切なこと~

授業をしていると、子どもの表情って本当に面白いんです。
説明が終わった瞬間に、
「あっ!」
って顔をする子がいます。
この子は次も同じ考え方が使えることが多いんです。
逆に、
説明は聞いている。
うなずいてもいる。
でも表情が変わらない子もいます。
そんな時、僕は問題を解かせる前に聞きます。
「今、分かった?」
「はい。」
「ほんまに?」
「はい。」
「じゃあ、なるほど!って思った?」
「……。」
「それとも、先生の言うたこと聞いただけ?」
すると、
「聞いただけです。」
と言う子がいます。
僕はよく子どもたちに言います。
「先生の話は、聞くだけやったらあかんねん。」
「『なるほど!』って思えたら勝ちやねん。」
例えば、ジグソーパズル。
最後の一つが入った瞬間、
「あっ!」
ってなるやろ?
あれと一緒やねん。
バラバラやったものが一つにつながった瞬間、
人って忘れにくくなる。
だから僕は、
説明した後でもすぐには終わりません。
「なぁ。」
「先生、今日何が言いたかった?」
「一番大事なんは何?」
「ひと言で言える?」
こんな質問をします。
全部覚えてほしいんやない。
考え方がつながったかを知りたいんです。
実は、
「分かりました。」
より、
「あっ!」
の方が信用しています。
その「あっ!」が出た時って、
子どもの中で点と点が線になった瞬間なんです。
だから次も使える。
だから応用できる。
だから忘れにくい。
勉強って、
問題をたくさん解くことも大事です。
でも、その前に
「なるほど!」
って思えることの方がもっと大事やと僕は思っています。
一回の「なるほど!」が、
何十回も同じ問題を解くより価値があることもあります。
今回の特別講座
もし、お子さまが
「覚えられへん。」
と言ったら、
ぜひ聞いてみてください。
「覚えた?」
ではなく、
「なるほど!って思えた?」
この質問一つで、
勉強の見方が変わるかもしれません。
ときわの塾 塾長の特別講座では、授業で実際にあった出来事を通して、「勉強が変わる頭の使い方」をお伝えしています。
ときわの塾は、『できた!』を積み重ね、学ぶ土台を育てる塾です。

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