お子さんの計算が遅いことについてチェックして欲しいこと。
当塾は、そろばんも塾の教科に入れていることもあり、やはりお子さんの計算が遅いことで相談を受けることは多いです。
悩まれている場合は、以下を確認してみてください。これらを改善してもやはり計算が遅い場合はこちらにお気軽にご相談ください。
チェック① 小学校入学前後問わず繰り下がりや繰り上がりを保護者が教えている。その際、さくらんぼ計算ではなく自分たちが習った方法で教えた。
チェック② 九九の四・七・八の段のいずれかを間違えていることがある。
チェック③ 小数の掛け算、割り算で桁違いの間違えが多い
対応策
チェック①対応策
小1のワークやドリル等からさくらんぼ計算をまずは保護者様が覚えて教えてみてください。さくらんぼ計算は約10年ぐらい前に教科書に乗り始めた計算方法なので、残念ながら保護者様の殆どは習っていません。さくらんぼ計算は10の塊を利用した計算方法で、そろばんの計算方法と酷似しているので効率的な計算方法です。算数や計算が苦手と聞いたお子さんの大半はこのさくらんぼ計算ではない方法で計算しています。
チェック②の対応策
小2での九九暗唱が終わったら4と7の数字を訓読みでヨン・ナナと読むようにしてみてください。これだけで改善されます。九九の暗唱は音読みで唱えます。これが間違えを多く生む原因です。理由は簡単でイチ・シ・シチ・ハチ・の音が似ているので例えば4×7をシシチではなくシハチを読んでしまうことがあります。傾向としては、七・八の段の答えを間違えることが多いです。ですので4・7はヨン・ナナと読むようにさせてください。(これは中学生でも多いです)
チェック③の対応策
小4と小5の教科書を引っ張り出しその計算の仕方とお子さんのひっ算の方法が同じかを確認してください。異なっていれば教科書に記載の方法に直す訓練をしてください。殆どの場合が割る数の小数点や〇の処理をせずに計算しています。この場合、習った後は独自の方法で正しい答えを出そうとするのでやはり非効率なため精度も悪くはやさも勿論遅くなります。
計算だけでなく算数では躓きポイントがありますが、上記はご家庭でも直せる方法なので是非とも一度試してください。
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