そろばんの学び方をみれば、将来、その子が勉強にポジティブになるかならないかがわかります。未就学児でもです。
この塾を開業して9年目に入りました。
そろそろ、断言できるのは、そろばんの学び方を見れば将来、勉強にポジティブになるかどうかがわかるということです。
だから、ポジティブにならないと判断したらポジティブになれるように学習スタイルを変えてあげようとします。
昔からそうかなと思っていましたが9年目に入ると年少から教えていた子が中学生や小学校の高学年になったりしているので確信に変わりました。
では、いくつかあるのですが、今回3つだけ記載します。
①マネしようとしているかしていないか。
ソロバンは指で使うので指の使い方の説明から入ります。それをマネしようとする子は算国を教えても教えたことをマネするので吸収が早いです。
逆の場合は、答えだけ合えば良いと思っている子なので指の使い方は似て異なり、下手すると暗算でしようとしてきます。
こういった子は、似て異なることばかりするので基本があまり身に付かないことから勉強でも苦しみます。
②見取り算が上手いか。
見取り算といって、足し算と引き算をそろばんで計算するものがあります。すごく単純な作業を繰り返すのですが、少しでも指がそろばんに当たると不正解に繋がります。
上手な子というのは、集中力がつき正確性がつくので学校や入試でもケアレスミスがほぼ無いので勉強のテストでも点数が良いです。
一方で、見取りの点数が悪い子は、漏れなく学校のテストでもミスが目立ちます。
できる事を正しく答えようとしているか答えに急いでいるかです。
前者はプロセス重視、後者結果重視とも言えると思います。
所謂、勉強は対戦するわけではなく自分との闘いだけなので、プロセスを抑えれば結果に繋がります。
③ルールを覚えそれを使おうとするか丸覚えしようとするか。
そろばんの置き方(珠の動かし方)にはルールがあります。
例えば繰り上がりでは、10の組み合わせを利用しそろばんに置きます。
8+2だと8をまず置きます。そろばんは9までしかおけないことから、2をそのまま置けません。そのため後で10を足します。
本当は2を置きたかったのに10を置くことになるのでその差分の8を取ります。要は10を足すので、本来置きたかった数のお釣り分を引くわけです。
ここで、このルール10との差分を取って繰り上げる。と理解しようとする子と1を足したい時2を足したい時・・・・9を足したい時と全て覚えようとする子に分かれます。
こういったことの思考はやはり算数等にでてくるので吸収する時間が圧倒的に変わります。
念のためにいうと、ルールを覚えて処理する子は飲み込みが早くなっていきます。
まだまだ、あるのですが長文になりすぎるのでここまでにしておきます。
もし、塾生の保護者で気になる方がいれば、LINEかメールをくれれば回答します。
また、そろばん見習い中は、プリントに私自身あてのメモを記載しているのでそれを見てもある程度は分かります。
塾生でない場合は、体験にでも来させてみてください。無理な勧誘も一切していません。
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