③「自分で作り上げた天才に苦しめられる」 ときわの塾(中学生補習・中学受験 ・そろばんの塾)
勉強に対してネガティブ思考の子供は自分で勝手に作った点数のとれる子のイメージと自分を比べます。
私から見ても沢山良い点はあるのに、自信のない子達は、自分で作り上げた妄想の天才と自分たちを比較し続けます。
妄想の天才は
・計算は全て暗算、筆算も書きません
・1度読めば頭に入りそしてそれを忘れません
・文章題は1度読めば理解できる。だから、線分図も不要
・見直しはしない。なぜなら、間違えないから
・問題文をすごい速さで読んでも理解できる
・失敗なんてしない。うっかりミスもない。
等できるのですごい存在です。
そして、これをマネしようとするので失敗する割合が増えます。
もしかすると0に近い割合で存在するのかもしれませんが私は見たことないです。
こんなことができる妄想の天才と自分を比べると誰も自身が持てなくなるのではないでしょうか。
自分にはあって他にはない点を考えるとすごく前向きになるに、、、、
そして、その材料をもっているのに、、、、、
「妄想の天才は1回で吸収できるのに私はできない。だから、私はダメだ。」こうして、自分の作り上げた妄想の天才に苦しめられるのです。
元に戻ります。
点数を取る子は、1回で吸収できることをマストにはしていません。
この誤解が学力の差の開きを生んでいきます。
この塾は、「教えただけで吸収する子の存在割合は3割程度」と考えています。
でも、吸収できないと思い込んでいる子達の気持ちを自分なりに整理するのに開業から数年かかりました。
なぜなら、僕の思い込みでこんなことを考える子供はいないと思い込んでいたからからだと思います。
次回、「当塾の誤った判断」につづく
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