【重要】ときわの塾がいう「学ぶ土台」とは。。。 【西宮市】勉強しているのに成績が伸びない原因は?

学ぶ土台
教わったことを、自分の力に変える。
ときわの塾のホームページやブログでは、「学ぶ土台」という言葉を使っています。
ただ、「学ぶ土台」と聞いても、
「基礎問題が解けること?」
「毎日勉強する習慣のこと?」
「集中力や、勉強へのやる気のこと?」
と、何を指しているのか分かりにくいと思います。
ときわの塾が考える「学ぶ土台」は、そのどれか一つだけではありません。
一言で表すと、
学ぶ土台とは、教わったことを自分の力に変えるための行動です。
授業で説明を聞いたときに「分かった」と感じることと、先生がいないところでも自分でできることは同じではありません。
教わったことを自分で使い、間違えた原因を確かめ、必要な部分を練習し、別の問題でもできるようにする。
ときわの塾では、その過程を支える一つひとつの行動を「学ぶ土台」と呼んでいます。
「基礎学力」と「学ぶ土台」は同じではありません
計算、漢字、語句、公式など、学習の基本となる知識や技能は大切です。
しかし、ときわの塾が考える「学ぶ土台」は、基礎問題が解けることだけではありません。
例えば、計算問題を正しく解ける子でも、
- 問題文を最後まで読まない
- 何を聞かれているのか確認しない
- 数字だけを見て式を決める
- 間違えた答えを消して、正しい答えだけを書く
- 答えを見ながら「分かった」と判断する
- 教えてもらった問題はできるが、別の問題では使えない
という状態になることがあります。
知識を持っていても、それを使うときの行動が整っていなければ、持っている力を十分に発揮できません。
反対に、今は分からないことがあっても、
- どこから分からなくなったかを確認する
- 説明を最後まで聞く
- 教わった方法を自分で試す
- 間違えた原因を確かめる
- 何も見ずにもう一度解く
という行動ができれば、教わったことを少しずつ自分の力へ変えていけます。
基礎学力は、学習する内容の土台です。
学ぶ土台は、その内容を自分の力に変えるための行動です。
ときわの塾では、この二つを分けて考えています。
勉強しているのに伸びないとき、何が起きているのでしょうか
保護者の方から、
「宿題はしているのに、成績が伸びません」
「家では勉強しているのに、同じ間違いを繰り返します」
「教えてもらったときには分かっているのに、一人では解けません」
というご相談をいただくことがあります。
このような場合、勉強時間や問題数だけが原因とは限りません。
例えば、宿題へ長い時間取り組んでいても、
- 答えを埋めることが目的になっている
- 分からない問題を考えずに答えへ移している
- 丸付けをして終わっている
- 間違えた原因を確認していない
- 解説を見ながら解き直している
- 翌日や別の問題でできるか確かめていない
ということがあります。
これでは、勉強した時間は増えても、教わったことが自分の力になったかまでは確認できません。
必要なのは、単に問題数を増やすことではなく、学習中にどのような行動をしているかを見ることです。
ときわの塾が考える「学ぶ土台」の具体的な行動
学ぶ土台は、特別な能力ではありません。
学習中の具体的な行動として表れます。
問題へ取り組む前の行動
- 問題文を最後まで読む
- 何を聞かれているのか確認する
- 条件や単位を確かめる
- 分かっていることと、分からないことを分ける
- 最初から「できない」と決めず、できるところを探す
教わるときの行動
- 説明を最後まで聞く
- どこから分からなくなったかを伝える
- 分からないことを、分かったふりで終わらせない
- 教わった方法を見ているだけでなく、自分で使ってみる
- 必要な途中式や考えた跡を残す
間違えたあとの行動
- 最初に違った場所を見つける
- なぜ、その間違いが起きたのかを確かめる
- 必要であれば、できるところまで戻る
- できなかった部分だけを練習する
- 答えや解説を閉じて、もう一度自分で解く
- 別の問題でも同じ方法を使えるか確認する
このすべてを、最初から完璧にできる必要はありません。
その子に今必要な行動を一つずつ見つけ、繰り返しながら身につけていきます。
「もっと気をつける」だけでは、行動は変わりません
例えば、計算ミスが続いている子が、
「次は気をつけます」
と言うことがあります。
しかし、「気をつける」だけでは、次に何をすればよいのかが決まっていません。
同じ計算ミスに見えても、実際に起きていることは違います。
- 問題の数字を書き写すときに間違えた
- 途中式の数字を自分で読み違えた
- 繰り上がりを書かなかった
- 符号を途中で変えた
- 答えを出した時点で確認を終えた
- 計算方法そのものを理解できていなかった
原因が違えば、改善する行動も変わります。
数字の写し間違いなら、書き写した直後に問題文と照らし合わせる。
桁が乱れているなら、途中式の書く位置を整える。
単位を書き忘れるなら、答えを書いたあと、問題で聞かれたものと照らし合わせる。
解き方を理解できていないなら、「見直しなさい」と伝えるのではなく、必要な内容まで戻る。
このように、
観察する
↓
起きた事実を整理する
↓
原因を確認する
↓
次に変える行動を決める
という順番で考えます。
ときわの塾が大切にしているのは、注意する回数を増やすことではありません。
次に子どもが自分でできる行動へ変えることです。
一度できただけでは「身についた」とは判断しません
説明を聞いた直後は、先生と一緒に解けることがあります。
しかし、翌日には解けなくなっていたり、数字や聞かれ方が変わると分からなくなったりすることもあります。
そのため、ときわの塾では「再現性」を重視しています。
再現性とは、
- 今日できたことを、次もできる
- 教わった問題だけでなく、別の問題でも使える
- 先生が隣にいなくても、自分でできる
という状態です。
その場で正解しただけでは、本当にできるようになったかは分かりません。
何も見ずにもう一度解く。
翌日にも確かめる。
別の問題でも使ってみる。
そこでできて初めて、教わったことが少しずつ自分の力になっていると判断できます。
学ぶ土台は、注意された一回で変わるものではありません
問題文を読まない子に、
「最後まで読みなさい」
と伝えただけで、翌日から必ず読むようになるわけではありません。
同じ間違いを繰り返す子に、
「間違い直しをしなさい」
と伝えただけで、原因まで考えられるようになるわけでもありません。
これまでの行動には、その子なりの考え方があります。
「早く終わらせたい」
「考えても、どうせ分からない」
「答えが合っていればよい」
「先生に聞いたほうが早い」
そのような考えから、これまでの行動が生まれています。
行動を変えるためには、注意だけでなく、
これまでとは違うやり方を試す
↓
自分でできる
↓
別の問題でもできる
↓
「このやり方なら、自分にもできるかもしれない」と感じる
↓
次も同じ行動を選ぶ
という経験が必要です。
ときわの塾では、結果だけを見て褒めるのではなく、
「問題文を最後まで読めた」
「分からない部分を言葉にできた」
「答えを見る前に自分で試せた」
「間違えた場所まで自分で戻れた」
「教わった方法を別の問題でも使えた」
と、改善できた行動を具体的に認めます。
それが、「やり方を確認すれば、自分にもできるかもしれない」という次の行動につながります。
学ぶ土台があれば、すぐに成績が上がるのでしょうか
学ぶ土台を整えれば、すぐに点数が上がるとは断定できません。
学習内容の理解、練習量、これまでのつまずき、試験までの期間なども成績に関係します。
また、読む、確かめる、原因を探す、解き直すといった行動が身につくまでには時間がかかることがあります。
それでも、教わったことを自分の力に変える行動がなければ、新しい知識や問題を増やしても、思うように身につかないことがあります。
ときわの塾は、点数を追いかける塾ではありません。
点数につながる行動を育てる塾です。
目の前の点数を無視するという意味ではありません。
点数だけを見るのではなく、
「なぜ、この答えになったのか」
「どこでつまずいたのか」
「次は何を変えるのか」
「もう一度、自分でできるのか」
まで確かめます。
その積み重ねが、結果として点数へつながると考えています。
ご家庭では、まず一つの行動を見てください
お子さんの勉強が思うように進んでいないと、直したいところがいくつも見えるかもしれません。
しかし、すべてを一度に注意すると、子どもは何から変えればよいのか分からなくなることがあります。
まずは一つだけ、具体的な行動を見てください。
例えば、
- 問題文を最後まで読んでいるか
- 何を聞かれているか確認しているか
- 分からないとき、どこまで分かったか説明できるか
- 間違えたあと、最初に違った場所を探しているか
- 答えを閉じて、自分でもう一度解いているか
という行動です。
「もっと頑張って」
「よく考えて」
「きちんと見直して」
という言葉を、次にできる具体的な行動へ置き換えてみてください。
その行動を一人で変えることが難しい場合は、子どもの学習中の様子を観察し、どこでつまずいているのかを確かめる必要があります。
「学ぶ土台」は、ときわの塾のすべての指導につながっています
ときわの塾は、2016年に西宮市で開校した少人数個別対応の学習塾です。
算数、国語、そろばん、中学受験、中学生の補習・高校受験を指導しています。
扱う科目や学年は違っても、共通して見ているのは、
教わったことを、自分の力へ変える行動ができているか
ということです。
問題文を最後まで読む。
分からない部分を言葉にする。
間違えた原因を確かめる。
必要なところまで戻る。
何も見ずにもう一度解く。
別の問題でも使えるか確認する。
これらは、特定の教科や受験だけに必要なものではありません。
ときわの塾では、この一つひとつの行動を「学ぶ土台」と考えています。
まずはご自宅で、お子さんが正解したかどうかだけでなく、どのように考え、間違えたあとに何をしているかを見てみてください。
勉強しているのに身についていないように感じるときは、勉強時間や問題数ではなく、教わったことを自分の力に変えるまでの行動に原因が隠れているかもしれません。
ご家庭だけでは、その原因や必要な行動を見つけにくい場合は、いつでもご相談ください。
関連記事
同じ間違いを繰り返す原因の見つけ方と、間違い直しの進め方はこちらで詳しくご紹介しています。
【漫画で解説】第12話【西宮市】同じミスを繰り返す子へ|間違いを学力に変える方法
見直しているのに間違いを見つけられない子に必要な練習はこちらです。
【漫画で解説】第19話【西宮市】見直してもミスに気づけない子へ|ケアレスミスを自分で見つける練習
ときわの塾へのご相談・お問い合わせはお気軽に
