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2026年6月21日

子どもの成績が伸びないのは親のせい?|自分を責める前に確認したいこと

ときわの塾先生のブログ

「先生、結局、私がだめな親なんですね。」

お子さまの成績が伸びなかったり、勉強のことで親子げんかになったりすると、保護者様はご自身を責めてしまうことがあります。

しかし、「親が悪い」「子どもが悪い」と決めても、今起きている問題の原因は分かりません。

自分を責める前に、何が起きているのか、どこで困っているのか、次にどの行動を変えればよいのかを、どのように確認すればよいのでしょうか。ときわの塾が解説します。

テストの点数が思うように伸びない。

家では勉強のことで親子げんかになってしまう。

何度言っても、子どもが勉強を始めない。

保護者様も支えようと頑張っているのに、なかなか状況が変わらない。

そんな日が続くと、

「私の育て方が悪かったのでしょうか」

「もっと早く気づくべきだったのでしょうか」

と、ご自身を責めてしまうことがあります。

でも、私はそのたびにお伝えしています。

「親がだめだから」と決めても、今起きている問題の原因は分かりません。

必要なのは、保護者様を責めることでも、お子さまを責めることでもありません。

まずは家庭で何が起きているのかを、一つずつ事実に分けて考えることです。

「私が悪い」と考えると、原因が見えにくくなります

「私がだめな親だから」

という言葉には、勉強や生活、親子関係など、さまざまな悩みが一つにまとめられています。

しかし、実際に起きていることを分けてみると、それぞれ必要な対応は違います。

例えば、成績が伸びていない場合でも、

  • 授業の内容を理解できていない
  • 宿題を終わらせることが目的になっている
  • 間違えた問題を解き直していない
  • 基本が定着しないまま難しい問題へ進んでいる
  • テストになると問題文を読み飛ばしている

など、さまざまな可能性があります。

子どもが家で勉強を始めない場合も、

  • 何から始めればよいか分からない
  • 宿題が難しすぎる
  • 疲れていて集中できない
  • 失敗することが怖い
  • 親に注意されると思い、勉強そのものを避けている

ということがあります。

「親が悪い」「子どものやる気がない」と決めてしまうと、このような具体的な原因が見えにくくなります。

まず三つの事実を確認してください

お子さまの勉強で困ったときは、次の三つを確認してみてください。

何が起きたのか

「成績が悪い」だけではなく、

  • 算数の点数が下がった
  • 宿題を始めるまでに一時間かかった
  • 間違い直しをせずに終わった
  • 勉強の話をすると言い合いになった

というように、実際に起きたことを具体的にします。

どこで止まっていたのか

  • 問題文を読むところで止まった
  • 解き方を思い出せなかった
  • 間違いの原因を見つけられなかった
  • 宿題の量を見て、始める前から諦めていた

止まっている場所が分かれば、必要な支援も考えやすくなります。

次に変えられる行動は何か

すべてを一度に直そうとする必要はありません。

  • 問題文の条件に印をつける
  • 分からない問題には印をつけて先生に質問する
  • 宿題を始める時間だけ決める
  • 間違えた一問を、翌日にもう一度解く

このように、次に変える行動を一つだけ決めます。

必要なのは、誰かを悪者にすることではありません。

次に何を変えるかを見つけることです。

私も失敗しながら学んできました

私も、塾を始めた頃から何もかもうまくできたわけではありません。

どう説明すれば伝わるのか。

どのように声をかければ、子どもが前を向けるのか。

どこまで手を貸し、どこから自分で考えさせるのか。

保護者様へ、子どもの様子をどのように伝えるのか。

思うようにいかず、やり方を見直したことが何度もあります。

今の指導があるのは、これまで出会った子どもたちや保護者様から、多くのことを学ばせていただいたからです。

失敗した経験があるからこそ、

「何がいけなかったのだろう」

だけで終わらせず、

「次は何を変えればよいだろう」

と考えるようになりました。

子育ても同じではないでしょうか。

大切なのは、一度も間違えないことではありません。

間違えたことに気づいたとき、関わり方を見直せることです。

言いすぎたときは、やり直せます

勉強のことで感情的になり、強く言ってしまう日もあると思います。

その一度だけで、親子関係のすべてが決まるわけではありません。

落ち着いてから、

「さっきは言いすぎたね」

「心配だったけれど、伝え方がよくなかった」

「どこで困っているのか、一緒に考えさせて」

と伝えることはできます。

謝ることは、親としての立場を失うことではありません。

自分の行動を振り返り、必要ならやり直す姿を見せることも、子どもにとって大切な学びになります。

ご家庭だけで解決しようとしなくて大丈夫です

保護者様がご家庭で、勉強の原因をすべて見つけ、教え方まで考える必要はありません。

ご家庭では、お子さまの様子を見て、起きた事実を先生や塾へ伝えてください。

例えば、

「家では勉強しません」

だけではなく、

「算数の宿題を始めても、文章題になると20分ほど手が止まります」

「解説を読むと分かったと言いますが、翌日は一人で解けません」

「間違いを指摘すると、答えだけを書き直して終わります」

と伝えていただくと、原因を考えやすくなります。

指導方法や問題の選び方は、学校や塾と一緒に考えられます。

保護者様が一人で、先生と親の両方の役割を背負う必要はありません。

「大丈夫です」だけでは終わらせません

私は、保護者様に安心していただきたいと思っています。

しかし、「大丈夫ですよ」という言葉だけで終わらせても、困っている状況は変わりません。

だから、ときわの塾では、

  • 実際に何が起きているのか
  • どこで学習が止まっているのか
  • 今のお子さまが一人でできることは何か
  • 次に変える行動は何か

を一緒に確認します。

そして、変える行動を一つ決め、実際にできるかを見ます。

うまくいかなければ、また原因を考え直します。

これは、保護者様やお子さまを責めるためではありません。

お子さまに合う方法を見つけるためです。

自分を責めるより、次の一歩を考えてください

お子さまの成績が伸びないとき、親子げんかが増えたとき、保護者様が自分を責める必要はありません。

子育ても教育も、いつも予定どおりに進むものではないからです。

大切なのは、

「誰が悪かったのか」

を決めることではありません。

「今、何が起きているのか」

「どこで困っているのか」

「次に変えられる行動は何か」

を考えることです。

失敗は、親として失格だという証拠ではありません。

やり方を見直すための手がかりです。

ご家庭だけでは整理することが難しいときは、一人で抱え込まず、学校や塾へ相談してください。

ときわの塾も、お子さまだけでなく、保護者様と一緒に原因と次の一歩を考えます。

ときわの塾は、「できた!」を積み重ね、学ぶ土台を育てる塾です。

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