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2026年6月25日

中学受験で勉強量を増やしても成績が伸びない理由|見直したい学習行動

ときわの塾先生のブログ

この記事の内容

毎日宿題をしているのに、成績が伸びない。

問題集も増やしたのに、同じところで間違える。

中学受験でこのような状態が続くと、さらに勉強時間や問題数を増やしたくなるかもしれません。

しかし、問題文を最後まで読まない、解説を見て分かったつもりになる、一人で解き直さないという状態のままでは、勉強量を増やしても同じつまずきが繰り返されます。

一度解けた問題を、次も、形が変わっても、何も見ずに解ける状態へ変えるには、どのような学習行動が必要なのでしょうか。ときわの塾が解説します。

「中学受験のために塾へ通っているのに成績が伸びない」

「宿題はたくさんしているのに結果につながらない」

「大手進学塾の授業や宿題についていけなくなってきた」

西宮市でも、このようなご相談をいただくことがあります。

お子さんがすでに頑張っている姿を見ているからこそ、保護者の方は、

「もっと勉強時間を増やした方がよいのでしょうか」

「問題集を追加した方がよいのでしょうか」

と心配されます。

しかし、私が15年ほど子どもたちを指導してきて感じるのは、成績が伸びない原因は、勉強量だけでは判断できないということです。

量を増やす前に、今の勉強がどのように行われているかを確認する必要があります。

最難関校を目指すなら専門塾が合うこともあります

最難関校を目指し、決められたカリキュラムを自分で活用できるお子さんには、中学受験専門塾が合うこともあります。

専門塾には、

  • 豊富な教材
  • 受験に特化したカリキュラム
  • 志望校別の情報
  • 同じ目標を持つ子どもたちが集まる環境

があります。

ときわの塾からも、難関校や特待生として合格した塾生はいます。

ただし、ときわの塾が主に考えているのは、五ツ木・駸々堂模試で偏差値63程度までを目標としながら、現在の学び方に課題を抱えているお子さんです。

授業を聞いている。

宿題にも取り組んでいる。

それでも思うように結果が出ない。

このようなお子さんの場合は、勉強量を増やす前に、学習中の行動を見直すことで変わる可能性があります。

成績が伸びない原因は勉強量だけではありません

成績が伸びないと、

「もっと勉強しなければならない」

と考えやすくなります。

もちろん、必要な勉強量を確保することは大切です。

しかし、実際の学習中に、

  • 問題文を最後まで読んでいない
  • 数字や知っている言葉だけを拾っている
  • 解説を見て納得しただけで終わっている
  • 答えを隠して解き直していない
  • 間違えた原因を確認していない
  • 分からないまま次の問題へ進んでいる

という行動があれば、問題数を増やしても同じつまずきが繰り返されます。

これは、単純に能力や努力だけの問題とはいえません。

どのように問題を読み、教わったことを整理し、次の問題で使っているかという学び方の問題も関係しています。

偏差値50前後で伸び悩むときに確認したいこと

五ツ木・駸々堂模試で偏差値50前後を取れているお子さんは、すべての問題が分からないわけではありません。

授業で説明を聞けば理解できる。

例題と同じ形なら解ける。

一度取り組んだ問題なら正解できる。

このような力を持っている子も少なくありません。

それでも成績が安定しない場合は、次のような点を確認します。

  • 問題文の条件を正確に読めているか
  • 何を求められているか理解しているか
  • なぜその解き方を使うのか説明できるか
  • 答えを見ずにもう一度解けるか
  • 少し形が変わっても同じ考え方を使えるか
  • 時間がたってからも一人で解けるか

点数や正解数だけを見ていると、どこで学習が止まっているのかは分かりません。

実際に問題へ取り組む様子を見て、何ができていて、何がまだ一人ではできないのかを分ける必要があります。

「解けた」と「次も解ける」は違います

一度正解できたからといって、その考え方が身についたとは限りません。

説明を聞いた直後は、先生が使った式や数字、解き方の順番が頭に残っています。

その記憶を使えば、すぐ後の似た問題に正解できることがあります。

しかし、

  • 数字が変わる
  • 問い方が変わる
  • 図の向きが変わる
  • 求めるものが変わる
  • 数日たってからもう一度出題される

と、解けなくなることがあります。

この場合、その場では説明を理解できていても、次の問題で使える考え方として整理されていません。

私は授業中に、

「どうして、その答えになったのですか」

「この式の数字は何を表していますか」

「この問題では、どの考え方を使いましたか」

と質問します。

答えが合っていても、理由を説明できなければ、まだ偶然や短期的な記憶に頼っている可能性があるからです。

必要なのは「再現できる力」です

中学受験で成績を安定させるためには、一度正解するだけではなく、

  • なぜその解き方になるのか分かる
  • 何も見ずにもう一度解ける
  • 別の問題でも同じ考え方を使える
  • 時間がたっても一人で解ける

という状態を目指す必要があります。

ときわの塾では、これを「再現できる力」と考えています。

一問の解き方を覚えることが目的ではありません。

その問題から何を学び、次の問題へ何を持っていくのかを明確にします。

この確認をしないまま問題数だけを増やすと、解いたことのある問題は増えても、自分で使える考え方が増えないことがあります。

問題を増やす前に、解き直し方を確認します

勉強量を増やす前に確認したいのが、間違えた問題の解き直し方です。

答えを写して終わっていないか。

解説を読んで納得しただけで、もう一度解いていないか。

正しい式を覚えるだけで、なぜ間違えたのかを確認していないか。

解き直しでは、正しい答えを書くことだけが目的ではありません。

自分がどこで判断を間違えたのかを見つけ、次に何を変えるかを決める必要があります。

問題文を読み飛ばしたのであれば、最後まで読む。

条件を整理できなかったのであれば、図や表にする。

使う考え方を思い出せなかったのであれば、例題との共通点を確認する。

計算ミスであれば、どの途中式で間違えたかを見つける。

原因によって、次に変える行動も違います。

一人ひとりに合わせるのは、問題の難しさだけではありません

お子さんに合わせた指導というと、問題の難しさや進む速さを変えることだと思われるかもしれません。

しかし、それだけではありません。

ときわの塾では、

  • 問題文をどのように読んでいるか
  • 例題のどこを見ているか
  • 分からないときに何をしているか
  • 間違えた後に原因を確かめているか
  • 教わった方法を別の問題でも試しているか

を確認します。

そのうえで、問題を増やすのか、一問を詳しく確認するのか、前の内容へ戻るのか、別の説明方法を試すのかを考えます。

一人ひとりに合わせるとは、単に教材や問題数を変えることではありません。

その子が自分で学べるようになるために、必要な学習行動を見つけることです。

少し頑張れば一人でできる課題を選びます

難しい問題へ挑戦することは大切です。

しかし、難しすぎて毎回答えや解説に頼る状態では、自分で考え方を再現する練習にならないことがあります。

反対に、簡単な問題だけを繰り返しても、新しい力は育ちにくくなります。

必要なのは、今の力より少しだけ難しく、考えたり思い出したりすれば一人でできる課題です。

同じ偏差値でも、必要な課題は一人ひとり違います。

苦手な単元だけでなく、読む力、途中式の書き方、例題の使い方、解き直しの方法なども見ながら課題を決めます。

学び方が変わると、同じ勉強時間の意味が変わります

同じ一時間勉強していても、その中で行われていることによって意味は変わります。

答えを見ながら問題を埋める一時間。

間違えた原因を確認せず、次々に問題を進める一時間。

一問ごとに考え方を説明し、何も見ずに解き直す一時間。

勉強時間だけを見れば同じでも、身につく内容は同じではありません。

だから、ときわの塾は問題を一問解けるようにするだけではなく、

次もできる。

形が変わってもできる。

時間がたってもできる。

という「再現できる力」を大切にしています。

点数を追いかけるだけではなく、点数につながる学習行動を育てることが、中学受験を続ける土台になると考えています。

※この記事で使用している偏差値は、五ツ木・駸々堂模試を基準としています。

西宮市で中学受験塾をお探しの方へ

中学受験で成績が伸び悩んでいるとき、すぐに勉強時間や問題集を増やす必要があるとは限りません。

まずは、問題文の読み方、例題の使い方、解き直し、教わった考え方を一人で再現できるかを確認してみてください。

ときわの塾では、西宮市・阪神西宮周辺の小学生を対象に、問題へ取り組む様子を観察し、その子に必要な学習行動を考えています。

「受験には挑戦させたいけれど、勉強量だけを増やしたくない」

「大手進学塾の進み方や宿題が、子どもに合っているのか分からない」

そのように迷われている方は、ときわの塾の中学受験コースも判断材料としてご覧ください。


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ときわの塾の中学受験コース

志望校や現在の偏差値だけでなく、問題への取り組み方や理解の状態まで確認する、ときわの塾の中学受験指導をご案内しています。

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