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2025年12月9日

そろばん検定3級で何度も不合格になった子が1級に合格するまで

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この記事の内容

そろばん未経験で入塾した小学3年生が、3級で何度も不合格を経験しながら、練習方法と本番への向き合い方を改善し、約1年9か月で1級に合格しました。順調に合格し続けたのではなく、何度も止まりながら前へ進んだ実際の成長をご紹介します。

2026年2月8日に行われた日本商工会議所主催の第236回珠算能力検定試験で、ときわの塾に通う小学4年生が1級に合格しました。

この生徒が入塾したのは、2024年5月です。

当時は小学3年生で、そろばんを習った経験はありませんでした。

入塾から約1年9か月での1級合格です。

結果だけを見ると、順調に合格し続けたように見えるかもしれません。

しかし、実際には3級に合格するまで、何度も壁にぶつかりました。

練習ではできても、検定本番では崩れました

普段の練習では、合格できる力がついていました。

ところが、検定本番になると緊張し、いつもの力を出せませんでした。

練習で取れていた点数が取れない。

普段ならしない間違いをする。

一度失敗すると、焦って次の問題にも影響する。

練習の様子だけを見れば、合格する力はありました。

それでも、検定では不合格になります。

本人にとっても、

「練習ではできるのに、なぜ本番ではできないのだろう」

と苦しい時期だったと思います。

3級合格までに何度も不合格を経験しました

そろばん検定では、級が上がるにつれて、正確さだけでなく速さも必要になります。

一つの間違いや計算の遅れが、全体の結果に影響します。

この生徒は3級に挑戦する中で、何度も不合格を経験しました。

力がないから不合格だったわけではありません。

合格できる力を、本番で安定して出すところまで届いていなかったのです。

不合格が続けば、

「もう受けたくない」

「自分には無理かもしれない」

と思っても不思議ではありません。

それでも、この生徒は練習をやめませんでした。

練習量だけを増やしたわけではありません

3級を突破するために必要だったのは、ただ問題数を増やすことだけではありませんでした。

自宅でも練習を継続する。

不合格になった原因を確認する。

本番で焦ったときの立て直し方を考える。

練習でできたことを、本番でも出せるようにする。

本人の練習に加えて、塾では検定への向き合い方も一緒に考えました。

「次は絶対に合格しなければならない」

と追い詰めるのではありません。

不合格になった事実だけを見るのではなく、前回から何が変わったのか、次は何を改善するのかを整理しました。

3級を越えたあと、結果が変わりました

何度も挑戦した末に、3級へ合格しました。

その後は、準2級と2級に一度で合格しています。

計算力が突然伸びたわけではないと思います。

3級までの不合格を通して、

  • 練習を続けること
  • 失敗の原因を確認すること
  • 本番で崩れても立て直すこと
  • 一度の結果ですべてを判断しないこと

を身につけたことが、その後の検定にもつながりました。

3級で苦労した時間は、決して遠回りではありませんでした。

その経験があったからこそ、上の級へ進んだときにも、自分で調整しながら練習を続けられたのだと思います。

短期間で1級に合格したことだけが価値ではありません

私は、小学生の頃にも、大人になってからそろばんへ取り組んだときにも、2級合格まで時間がかかりました。

そのため、短期間で合格することだけが、そろばんの価値だとは考えていません。

今回の1級合格は、もちろん立派な結果です。

しかし、私がそれ以上に価値を感じているのは、3級で何度不合格になっても、練習を続けたことです。

うまくいかなかったときに腐らなかった。

自分には無理だと決めつけなかった。

同じことを繰り返すだけでなく、改善する方法を考えた。

この経験は、そろばん以外の学習でも役立ちます。

そろばんで育ったのは計算力だけではありません

この生徒が身につけたものは、速く正確に計算する力だけではありません。

できなかった原因を考える。

教わったことを次の練習で試す。

本番で失敗しても、次の挑戦に向けて準備する。

合格するまで練習を続ける。

これらは、ときわの塾が大切にしている「学ぶ土台」でもあります。

そろばんの練習や検定は、結果が数字ではっきり表れます。

だからこそ、できなかった原因を確認し、練習方法を変え、もう一度挑戦する経験を積めます。

検定に合格することは一つの目標です。

しかし、合格までの過程で、失敗したあとに何をするかを身につけることにも、大きな意味があります。

不合格は、成長が止まったという意味ではありません

検定で不合格になると、練習してきたことが無駄だったように感じることがあります。

しかし、合格できなかったことと、成長していないことは同じではありません。

前回より速くなった。

間違いが減った。

本番で最後まで取り組めた。

失敗したあとも練習を続けられた。

合格という結果の前にも、子どもは少しずつ変わっています。

今回1級に合格した生徒も、3級で何度も不合格になった経験があったからこそ、合格するまで自分を整える力を身につけました。

ときわの塾では、合格・不合格だけを見るのではなく、次の挑戦につながる行動を育てながら、そろばんの指導を続けています。

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