①「自分にもできるという予感」を育てる。 (中学生補習・中学受験 ・そろばん向けの塾)
ときわの塾では指導方法をブラッシュアップします。
ブラッシュアップのテーマは
「自分にもできるという予感」を育てるです。
ホームページのメインページの内容も今後変更をしますが時間を要することもあるのでブラッシュアップのことについてはこちらに記載していきます。
ですので、少しでも当塾に興味がある場合はこちらも読んでいただけるとありがたく思います。
※ここに記載することは経験談からの対策であり、科学的に有効かどうなのかを外部機関に検証してもらったことではありません。また、この先も当塾の試行錯誤は続くので都度ブラッシュアップは行われます。
簡単に言えば叱ったり褒めたりしてもそれでやる気にならない子供は沢山いるのでそれの対策と思って頂ければ幸いです。
では、本文です。
子どもには、勉強を教え質疑応答をすれば成績を伸ばせる子
それに加え、学習方法を教えれば成績が伸ばせる子
そして、これらのことを実行し吸収するのにサポートを要する子
等が存在します。
今回は
実行し吸収するのに一定のサポートを要する子に対する指導をブラッシュアップします。
この層は結構多いです。
この層の大半は、説明をしたり解説を読ませたりしても残念ながらつもりで終わります。そして、あと少しでそのことが身に付き再現できるようになるのにその直前で諦めます。
(聞いたつもり・読んだつもり・わかったつもり)
中には、あからさまに嫌がる顔をし拒否する子も沢山います。
この層には今まで褒めたり叱ったりするという方法を取ることもありました。
でも、この層は褒めたり叱ったりしても行動は変わらないので成績も変わりませんでした。
この子達の指導をどうしてあげれば成績は上がるのかを考え続けたところ疑問点が出てきました。
「もしかしてこの歳で大人と一緒のネガティブ思考を持っているのかな????」
私は会社員時代は、部下をもつようになるとまずは、その部署で1番成績を出していない人や仕事をしない人に仕事を教えすぐに結果を出させるようにしていました。
するとその他の人は、あの人達が結果を出すのにとなるので、部署としても成績は上がるようになりました。
部署が変わっても同じ方法を取れば必ず部署として成績は上がりました。
では、その一番成績を出していない人や仕事をしない人に仕事の仕方を教える以外に何をしたかというと
大きくは「自分にもできるかも知れない予感」を持たせることでした。言い換えれば、その気にさせることでした。
とにかくこの層は仕事以外では超ポジティブな人も仕事となると超ネガティブになります。
面談をしても出てくる言葉は
成績を残す人は特別なので自分たちではできない
と根拠のない劣等感をもっています。また、行動では1度の失敗ですぐに諦めます。
幸いなことにこの人たちからすると僕は、成績を残す人のイメージだったので、成績を作るために私が沢山の失敗をしていることを実際に見せました。
そもそも僕の中の基準は「野球でも3割打者だと評価される。逆にいうと10回中7回は失敗できる」でした。
そして、気遣いはするもののお客様と話す言葉も彼らと変わらない。とくに何かの技術もない。
これらを理解させ小さい成功を積んでもらっているうちに根拠のない劣等感はなくなっていきました。
そして、「なんか僕(私)もできると思うようになってきました」という言葉を言ってくれるようになりました。
話は戻りますが大人だと理解できるのです。
それまで失敗経験を沢山してきているので自信が無い人がいることを・・・・
でも、義務教育課程でそんな自信がなくなるほどの失敗経験があるのか。自分では想像できなかったので調査検証を始めました。
次回 「子どもの思考も大人の思考も同じ 」に続く
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