そろばんを習って良かったと思うこと(個人の感想)(中学生補習進学・中学受験 ・そろばんの塾)
一般的にはそろばんと聞けば計算のはやさと正確性の向上がそろばんを習うことでのメリットだと思われていると思います。
そして、習われたことがある方は、集中力がつくことがメリットだと思われていることが多いと思います。
私個人の感想としては
「無駄を省くことの大切さ」を教えてくれたのがそろばんだと思っています。
そろばんは、パチパチパチパチそろばんを置いたり取ったりするのではやく見えるのですが、上手な人ほど無駄な動きがありません。
昔、2級を何度も何度もすべったことがあって、がんばろうがんばろうとしていた時期がありました。(5度目で合格しました。)
その時にそろばんの先生から、無駄な気持ちがないかと言われました。そろばんは無駄を省いていけば上達することを忘れたのかとも言われました。
具体的には、がんばろうとする気持ちも空回りにつながるので無駄。受かりたいという気持ちも自分を緊張させるだけなので無駄と教わりました。
当時は、小学生でしたが、そろばん塾で無駄を省くという教育をうけていたためか自分の欲につながるような気持ちが無駄というのもしっくり腹落ちしました。
先生が言いたかったのは、いつも通りすれば合格するのだからいつも通りやれば良いということだったのだと思います。
そして、無駄な気持ちを排除し普段通りにしてすぐに合格しました。
その後は、順調だったのを覚えています。
最大の無駄は満点を取ろうとするような気持ちです。
3級から1級なら300点中240点で合格します。
60点も落として良いのでざっくりでも見取りは2問くずしても良い掛け割り合わせて8問落としても良いのです。
だから1問躓いたくらいで感情を動かす必要もなく、ざっくりで5問連続までは全く影響しないとか自分で決めたら良いです。
60点も落としても合格できます。
この動作や気持ちの無駄を省くという考え方は、計算のはやさなどよりも今まで生きてきてかなり役にたつことが多かったと思っています。
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