縦軸での比較が大事だと思います。(中学生補習進学・中学受験 ・そろばんの塾)
縦軸ではなくて横軸で比較することが大事。
簡単に言えば
「他所は他所、うちはうち」
「人は人、自分は自分」
です。
よく、お子さんに自信を持たせたいので何かの習い事をさせたりするのですが、でも自信がつかないことが多いです。
何故なら、上には上がいるので過去の自分と比較するのではなく、人と比べている限りは自信なんて持てないからです。
ただし、行動や取り組みを横軸で比較するのは良いとは思います。
私は12月の後半生まれというこもあり、その後に同級生となる人たちと比較するとでできることが人より遅かったみたいです。
だから母親が「この子大丈夫かしら」的なことを言っていたのを今でも覚えています。
あるとき、それを見かねたお爺ちゃんが「死ぬまでできないわけじゃなしに、心配することはない」と母親に言ってくれたのが嬉しかったのも今でも覚えています。
それからというもの父方母方のおじいちゃんおばあちゃんが、具体的に「前までできなかった〇〇ができることになったね。すごいね」というようなことを沢山言ってくれました。
今、思うと自信を育ててくれたのだと思います。
このときも母親は残念そうな顔をしながら遅くてもできたことを認めてくれていましたが、顔は認めていないので恐らくおじいちゃんおばあちゃんがいなかったら学習に自信を持てない子供になっていたのかもしれません。
恐らく、学習について自信が無かったり苦手意識があったりする子は周りの発言からそうなったのだと思います。
メンタルを大事にするのは、同じ学習をしても効率が悪いからです。
例えば、よくあることなのですが、初見の単元だとこちらから説明しても必ず違うことをしてくる子がいます。
こういうのを理解力があるとかないとかで判断されがちなのですが、私は違うと思っています。
苦手意識や自信のなさから、聞いて分かっていることを「自分がそんな簡単に分かるはずがない」と思ってしまい根拠のないことをくっつけてしまいます。
また、「聞いても無理。できるはずがない」と決めつけ説明を聞かないといったこともあります。
だからそれができるようになったときに本人の言葉から「最初に思っていたことで良かったんや」という言葉が発せられます。
すごく効率悪くないですか。苦手意識や自信のなさがなければ1回目でできるようになっていたのだから。
自信を持ってとか苦手意識をなくしてとか言っても根本が解消されていないので解決しません。
本人の過去と現在は比べてあげ、他の人の良い行動を教えてあげ続ける。
成績を作る子は、できなかった事ができた時に達成感が出ます。
そのタイミングでそれを認めてあげることで喜びを共有できるので学習にさらに前向きになります。
当塾では、この感覚が分かるようにすることが子供達にしてあげあられるミッションのひとつだと考えています。
家でもできるかもしれませんが、学習のことだけでなく生活態度、整理整頓、等勉強以外の要素も入ってくるので素直に学習のことだけで認めてあげるのが難しいとは思います。
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