公立中学の学期末テストを終えて
公立の中学の期末テストがほぼ終了しました。
私立の子は、中間が終わりもう今週からでも期末テストが始まります。
この塾は結果が出たときが子供達に勘違いや思い込みをしていることを認識してもらう絶好のチャンスだと思っています。
通常の授業でも思い違い勘違いを指摘し修正しようとするわけですが、やはりここでも素直に聞いてくれる子は3割程度で7割はわかったフリになります。
そのため、テストでも同じことでで同じように勘違いや思い込みから失点します。
テストが終わったら、やたら落ち込んだり反省したりする子は多いのですが、何年もこういった仕事をしているとほぼテスト終了時の儀式です。
そして、しばらくすると何もかもなかったように同じ行動を繰り返します。
でも、テストが終わったばかりのところで原因を深堀すると勘違いや思い込みからの間違いが明らかにされます。
そして、少なくとも今の時点では反省したり落ち込んだりしていると思い込んでいるので素直に聞こうとしてくれます。
でも、ここでも目を背けテストが終わったらと休む子もいます。
いつも思いますが、やっぱりケアレスってなくてその子なりの決めたルールが間違っていて失点に繋がっています。
できるかどうかわかりませんが見直しの仕方を記載しておきます。
テストで間違えた問題を再度解かせます。
そして、合っていれば何故間違えたと思うかを考えさせます。
最初はケアレスと言ってきますが、それを却下していると自分で勝手に決めたルールを説明してきます。
そして、そこの修正を行います。修正といっても自分では正しいと思っていることなのでそこが正しくできるまで何度も何度も日数をかけてなおします。
本当にできなかった問題も、復習はするのですが、ここでは問題をよく読んでいないことが多く問題を読ませると解けることが多いです。
要は、習った問題文を言い換えられてそれを初めてみた問題かのように思います。
見たことないから解けないとなることが多いのですが、言い換えられているだけなので冷静になるとほぼ解けます。
数学で大体、85点以上でないとこれを行います。ただし、指示してもテストを持ってこない子にはしません。(本人がその気でないのにしても身に着かないためです)
残念ながら嫌々上記を行っても次につながりません。
もう、夏休みですね。少子化が進んでいるので進学うんぬんで子供達に恐怖心で勉強をあおる時代は終わったと思います。
でも、やっぱり学び方を正しく吸収すればやっぱり役に立つとは思います。
以上
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